出典

HealthyChildren.org「School Backpack Safety」

米国小児科学会の、保護者向けのサイトにある、通学リュックの選び方・詰め方・背負い方のページです。通学リュックの記事の「腰の高さから、肩の少し下まで」「体重の15%まで」は、ここから。

出した所
米国小児科学会(American Academy of Pediatrics。保護者向けのサイト「HealthyChildren.org」)
出た時期
2026年8月27日(最終更新)
元のページ
開く(別のタブ・英語のページ)中身を2026年10月7日に確かめました

どんな資料か

米国の小児科医の学会が、保護者向けに開いているサイトの、通学リュックのページです(英語)。書いたのは、学会の整形外科の部会に入っている、子どもの骨や筋肉を診る医師です。学会の整形外科の部会と、北米の小児整形外科の学会の資料がもとになっています。

最終更新は2026年8月27日です。いまも公開されていることを、2026年10月7日に確かめました。

ページの初めには、正しく背負わないと、背中・首・肩の痛みのもとになる、とあります。一方で、リュックが背骨の曲がり(側弯症)など、長く続く背骨の病気のもとになるとは示されていない、とも書いています。痛みを減らす習慣は、早くから、という立場です。

記事に関わる所で、言っていること

  • 背負う位置:かばんは、腰の高さから、肩の1〜2インチ(約2.5〜5cm)下までに。かばんの底は、腰のくぼみに乗せる。おへその高さより4インチ(約10cm)以上、下に下がらないように(記事の「腰の高さから、肩の少し下まで」は、ここから)
  • 重い物の入れ方:教科書やパソコンなど、いちばん重い物は、体にいちばん近い所に。ほかの物は、左右に同じくらいずつ(記事の「重い物は背中の側に」は、ここから)
  • 重さの目安:かばんの重さは、子どもの体重の15%を超えないように。資料の例は、体重100ポンドの子なら、15ポンドまで
  • 重すぎるしるし:重さを支えるために前かがみになるなら、重すぎる(記事の「前かがみになるなら、重すぎるしるし」は、ここから)
  • 選ぶとき:大きいほどよいわけではない。入るほど、たくさん入れて重くなる。大きさは、子どもの背の高さに釣り合う物を。肩ベルトは、幅が広く、長さを変えられて、両方の肩に重さを分けられる物。腰か胸のベルトがあると、重さが体に広く分かれる
  • 背負い方:肩ベルトは、両方とも使う。片方の肩に掛けると、筋肉に負担がかかる。腰か胸のベルトを留めて、かばんを体に近づける
  • 軽くする工夫:週に1回、中を片づけて、要らない物を出す。学校に置ける物は置く。持って行くのは、要る物だけ

えらびのたねでの使い方

記事では、かばんを背負った姿を見るときと、中の重い物の位置を見るときの目安として使っています。これは米国の学会の目安で、日本の学会や国の目安ではありません。えらびのたねが調べた範囲では、日本の学会や国が、通学かばんの重さを体重の割合で示した目安は、見つかりませんでした。「15%」を日本の子に当てはめると、体重30kgの子で4.5kgまでの計算です(えらびのたねの計算)。この資料は、特定のリュックをすすめてはいません。背中の痛みが続くときは、かかりつけの小児科で相談してください(資料も、小児科医に相談を、と書いています)。