出典
レジオネラ症を予防するために必要な措置に関する技術上の指針
厚生労働省が、お風呂・給湯・加湿器など、水を使う設備で、レジオネラ症を防ぐためにすることを定めた指針です。家の空気の記事の「加湿器の水は、毎日換える」は、ここをもとにしています。
どんな資料か
厚生労働省が、国の告示として出した指針です。レジオネラ症は、レジオネラ属菌という細菌による感染症です。菌は、水を使う設備の中で増え、そこから出る細かい水の粒を吸い込むと、うつることがあります。指針は、お風呂、ビルの空調の冷却塔、給湯、加湿器など、設備ごとに、菌を増やさないためにすることを並べています。平成15年(2003年)に出された物で、いまも厚生労働省の「レジオネラ対策のページ」に、指針として載っています(2026年10月7日に確かめました)。
記事に関わる所で、言っていること
- 加湿器も、気をつける所(第五):加湿器からのレジオネラ症は、国内では報告が少ない。それでも、新生児室や高齢者施設などで感染の例があり、海外でも例がある。気をつける所の1つ
- 家庭用の加湿器(第五):指針は、ビルの空調に組み込んだ物と、家庭で使う卓上や床置きの物を分けている。家で使う加湿器は、後のほう
- なぜ増えるか(第五):加湿器のタンクの中などに、ぬめり(指針の言葉では「生物膜」)ができると、菌が増えやすくなる。だから、ぬめりをできにくくし、ついたら取ることが要る
- 家庭用の加湿器の水(第五):タンクの水は、毎日「完全に換える」。あわせて、タンクの中を掃除する。「完全に換える」は、残った水に足すのでなく、全部を新しい水にすること(記事の「水はつぎ足さず、毎日換えて、中を洗う」は、ここから)
- 家庭用の加湿器の作り(第五):部品を外して、掃除しやすい作りにする
- 気をつけたい人(前文):高齢の方、生まれたばかりの赤ちゃん、体の抵抗力が落ちる病気のある方は、特に注意が要る
えらびのたねでの使い方
記事では、この指針を、加湿器の水の扱いの目安として使っています。加湿器を選ぶときに「毎日タンクを洗えるか」を見るのも、この「毎日換えて、中を掃除する」が続けられるかを見るためです。指針は、加湿器の方式ごとの違いや、洗い方・洗剤については書いていません。特定の商品をすすめてもいません。熱やせきなど、体の具合が気になるときは、医師に相談してください。
