ことば

畳数(適用床面積)の読み方

加湿器の箱や仕様にある「木造和室 8.5畳/プレハブ洋室 14畳」。2つの数字の読み方を、表にまとめました。

もとは、1時間に出せる水の量

加湿器の畳数は、「適用床面積」とも呼ばれます。もとになるのは、1時間に出せる水の量(加湿能力。「500mL/h」のように書きます)。室温20℃、湿度30%の部屋で測る決まりで、家電の業界団体の規格(JEM 1426)にあります。その量から、どれくらいの広さに合うかを、目安にしたのが畳数です。

2つの数字は、建物の造りの違い

同じ1台でも、木造の和室と、プレハブの洋室とでは、合う広さが変わります。業界団体(日本電機工業会)の目安の表は、この2つの列で書かれています。建物のタイプなどによって違うので、目安として読みます。

1時間に出せる水の量と、畳数の目安(日本電機工業会の表から抜き出し)
1時間に出せる水の量木造の和室プレハブの洋室
300mL/h5畳8畳
500mL/h8.5畳14畳
700mL/h12畳19畳
900mL/h15畳25畳
表の見出しは「一戸建住宅(木造住宅)和室」「一戸建住宅(プレハブ住宅)洋室」。緑の太字は、例に出した8.5畳・14畳の行。

マンションは、どちらで読む?

業界団体の表には、マンションの列も、木造の家の洋室の列もありません。マンションのように、すき間の少ない部屋は、プレハブの洋室の数字で見るように、と案内しているメーカーもあります。表にない部屋で迷ったら、その1台の取扱説明書や、作り手の窓口で確かめられます。狭いほうの数字(木造の和室)で見ておけば、目安より広い部屋に置くことにはなりません。

広すぎると、上がりにくい

部屋が畳数より広いと、湿度は上がりにくくなります。窓や戸が開いているときも、同じです(取扱説明書のトラブルの欄に、そう書いている物があります)。リビングとキッチンがひと続きなら、つながった広さで見ておくのが確かです。

真上から見たリビングと台所(12畳)の絵。西の窓の側の3分の2ほどに緑を重ねた所が8畳の目安で、台所の側の4畳分が足りない。部屋より少し大きい点線の枠が14畳の目安

真上から見たリビングと台所に、8畳と14畳の目安を重ねた絵。プレハブの洋室の数字で。