出典
日本歯磨工業会「歯みがきQ&A」と「フッ素濃度表示」
歯みがき粉を作る会社の団体が、子ども用の物や飲み込んだときの安全性を説明したページと、箱に書くフッ素の濃さの決まりです。歯みがき粉の選び方の記事は、味・濃さの書き方・飲み込んだときの所で使っています。
どんな資料か
歯みがき粉を作る会社が集まった団体、日本歯磨工業会のサイトにある説明です。記事が使ったのは、次の2つです。
- 歯みがきQ&A(上の「元のページ」):歯みがき粉の中身・安全性・子ども用の物などを、問いと答えの形で説明したページ。日付の記載はないが、いまも公開されている
- フッ素濃度表示:会員の会社に向けて、箱やチューブにフッ素の濃さをどう書くかを決めた文書(自主基準)。1000ppm以下の物の決まり(2024年4月)と、1000ppmを超える物の決まり(2020年8月の第二版。最初の版は2017年3月)の2つ。どちらも、工業会の「フッ素濃度表示」のページ(外のサイト・別のタブ)から開ける
どちらも、2026年10月7日に、いまの版が公開されていることを確かめました。作り手の側の団体の説明なので、決まりと仕組みを知るための資料として使っています。
記事に関わる所で、言っていること
- 子ども用の味(Q&A):子ども用の香りや味は、子どもの好みを調べて決めていて、フルーツ系が多い。大人用のような、ハッカが中心の香りを入れると、からくて嫌がるので、ハッカを使わない味にしている(記事の「子ども用の多くは、からさの強いハッカを使わずに、果物の味にしています」は、ここから)
- 数字を書くかどうか(濃さの表示の決まり):1000ppmを超える物は、濃さと「6歳未満の子供への使用を控える」旨を、容器と箱に書く。1000ppm以下の物は、濃さを書くかどうかは各社にまかされている(記事の「数字がなければ、1000ppm以下か、フッ素が入っていない物」は、この2つの決まりから。記事の「2017年から」の決まりは、国(厚生労働省)の2017年の通知と、この工業会の決まりの最初の版(2017年3月)の両方にあたる)
- 「950ppm」の書き方(2024年の決まり):1000ppm以下の濃さを書くときは、決まった幅で丸めた数字にする。900〜1000ppmの物は、まとめて「950ppm」と書く。その下は800ppm・700ppm…と、100ppmごと(記事の「900〜1000ppmの物は、作り手の団体の決まりで、まとめて『950ppm』と書きます」は、ここから)
- 効き目を大きく見せない:どちらの決まりも、濃さによって効き目が高まるように見せる書き方はしない、としている
- 6歳未満の子(Q&A):6歳未満の子には、表示を確かめて、1000ppmを超える物は使わない。そうした物は、6歳未満の子の手の届かない所に置く
- 少し飲み込んだとき(Q&A):使っているときに、誤って一部を飲み込んだときの安全性は、いろいろな安全性の試験で調べられ、健康には影響がないと確かめられている。ただ、歯みがき粉は本来はき出す物なので、子どもが上手にはき出せるように、大人が教えていくことが大切(記事の「少し飲み込んでも、健康に影響はないとされています。はき出し方は、大人が見て教えます」は、ここから)
えらびのたねでの使い方
このページは、箱の数字の読み方と、子ども用の味、飲み込んだときの話の出どころです。濃さの決まりは、工業会が会員の会社に向けて作ったものです。飲み込んだときの話は「使っているときに、誤って一部を」飲み込んだときのことです。Q&Aには、子どもが「口を十分すすげるように」ともありますが、記事のゆすぎ方は、歯科の4つの学会の目安(ゆすぐなら、少しの水で1回だけ)に合わせています。量と濃さの目安も、学会の目安をもとにしています。工業会は、どの商品がよいかは言っていません。記事も、この資料をもとに特定の商品をすすめてはいません。子どもの歯のことで迷ったら、かかりつけの歯科で相談してください。
