出典

家庭用簡易物干しの認定基準及び基準確認方法

製品安全協会が、ピンチハンガーや物干しスタンドなど、洗濯物を干す道具の安全のために決めた基準(SG基準)です。洗濯ハンガーの記事の、風の日の取り込みと、ピンチの傷みの試験の話は、ここから。

出した所
一般財団法人 製品安全協会
出た時期
作られた年の記載なし(SG基準の番号は0079。2026年10月も、協会のページに品目として載っている)
元のページ
開く(別のタブ)中身を2026年10月7日に確かめました

どんな資料か

製品安全協会が決めた、家庭で洗濯物を干す道具の、安全の基準です(SG基準。番号は0079)。目的は、安全な品質と、使う人が使い方をまちがえないための注意を決めて、体へのけがを防ぐこと、とあります。

対象は、竿やロープに吊り下げる形(基準の「Ⅰ形・吊下式」。記事のピンチハンガーは、これです)、スタンドで立つ形(Ⅱ形・自立式)、手すりに引っ掛ける形(Ⅲ形・引掛式)です。布団干しや、窓・ベランダにねじで留める物干しなどは、対象の外です。

基準書に、作られた年は書かれていません。協会のページでは、いまもSGマークの品目の1つとして載っていて、そこから基準書(公開用)を開けます(2026年10月7日に確かめました)。公開用の基準書では、試験で加える重さや、落とす高さの数字は「〇」で伏せてあります。

記事に関わる所で、言っていること

  • 取扱説明書に書くこと:製品に、取扱説明書をつける。そこには「使う前に各部を点検し、異常があれば使わない」「洗濯物は、バランスよく干す」「屋外で使うとき、強風のときは室内に取り入れる」という注意を書く(記事の「風の強い日は、取り込みます」は、ここから)
  • ピンチの傷みの試験:合成樹脂(プラスチック)のピンチは、ひびの入りやすさを試す試験(定ひずみ環境応力き裂試験)で、ひび割れ・破損・外れ・使うのに困る変形がないこと。協会のページは、これを「ピンチ(洗濯ばさみ)の耐劣化性」と呼んでいる(記事の「傷みを試す基準」は、ここから)
  • 強さ:腕の部分(アーム)・ピンチの付け根・フックに重さをかけても、壊れたり、外れたり、使うのに困るほど曲がったりしないこと。吊り下げる形は、決まった高さから落としても、同じように壊れないこと
  • 金属の所:さびにくい材料でない金属で、さびが出るおそれのある所には、さび止めをする
  • 製品への表示:作った会社(輸入した会社)の名前と、作った年月(輸入した年月)を、消えにくい方法で製品に表示する
  • 仕上げ:手や指が触れる所に、けがをするような、とがりがないこと。ピンチは、開け閉めしやすいこと

えらびのたねでの使い方

記事では、風の日に取り込むこと、合成樹脂のピンチには傷みを試す基準があること、の拠り所に使っています。基準は、決まった試験に通ることを求めるもので、何年使っても割れない、とは書いていません(記事の「割れないことを約束するものでは、ありません」は、ここからの、えらびのたねの読み方です)。ピンチの素材をどれにするか、何年で替えるかの目安も、基準にはありません。プラスチックのピンチが日差しや熱で傷むわけは、コープこうべの商品検査センターの紙面のページにあります。基準は、特定の商品をすすめてはいません。